インプット量の足りなさを出口治明さんから教えていただく
前書きからつまづいた「ビジネスに効く最強の「読書」 本当の教養が身につく108冊」
読書家で知られるライフネット生命保険株式会社 代表取締役会長兼CEOの出口治朗さんの「ビジネスに効く最強の「読書」 本当の教養が身に付く108冊」を読みました。
まず、前書きから自分の教養レベルを思い知らされました。
『本についての箴言では、この二つがたまらなく好きです…』
”箴言”がわからない、読めない。
カタカナの新語がわからないことがあっても、漢字の意味がわからないなんてあまりなかったのですが…。
それって、いかに簡易で平易な情報ばかりに触れているかということだと気がつかされました。
(ちなみに箴言は”しんげん”と読みます。教訓の意味を持つ短い言葉を表す単語だそうです)
その後も、教養あふれるフレーズの連続に圧倒されっぱなし。
インテリジェンスがこれでもかと溢れ出てくる感じです。
自称「本の虫」をやめます。ただの「気まぐれ読み手」程度でした、私。
出口さんは、容赦なく次の通り本の中で書かれています。
『本当に仕事で悩んでいるエグゼクティブが軽いものを読んで癒されると言うのは大きな間違いです。悩みに匹敵するような、ずっしりと重いものを読まなければ、どだい解決にはなりません…』
もう、ひれ伏すしかありません。
ハ、ハーッ。
重いもの、難しいもの、歴史物、ほとんど読んできませんでした。
これからは食わず嫌いせず?! 読んで自分に深みを出したいです。
出口さん推薦本のうち今の私でも読めそうな本たち
ブッデンブローク家の人々 上中下 トーマス・マン
=> 現在、読書中… 古い言い回しが難しいですが、歯を食いしばって読んでます(汗)
チェザーレボルジアあるいは優雅なる冷酷 塩野七生 (塩野七生の処女作)
脳には妙なくせがある 池谷裕二
アノスミア わたしが嗅覚を失ってからとり戻すまでの物語
ユートピア トマス・モア
1984 ジョージ・オーウェル
世界を揺るがした十日間 ジョン・リード
ワイルド・スワン ユン・チアン
=> 読了! ほんの30〜40年前の中国でこんなことがあったなんて、恥ずかしながら全く知らなかったです。またレビューを書きます!!
ペリー 佐藤賢一
クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国
黒いアテナ
おひとりさまの老後
5 (ファイブ) 5年後、あなたはどこにいるのだろう?
君たちはどう生きるか 吉野源三郎
ハドリアヌス帝の回想
はぁ、はぁ・・・
一部を書き写すのだけで脳内の温度が上昇してファンが回りまくっています。
コツコツ読み進めたいと思います。