<読書録>「足るを知る」と「新しい幸せ」が待っている ーLESS IS MORE 本田直之ー
レバレッジシリーズなどで著名な本田直之さんの「LESS IS MORE」を読みました。
レバレッジシリーズは、5年ほど前にバタバタバタとドミノ倒しのように読破したのですが、その後ご無沙汰していました。
何しろ自由度の難易度が高くて、硬直度のかなり高い私の生活とは溝が大きく、「もう私には手が届かないのかな」としょんぼりした記憶があります。
そんな私が本田さんの著書をまた手に取る気持ちになったのは、
「ゼロかイチじゃないよね」
「可能な範囲から、少しずつ変えていけばいい」
という学びがこの5年間にあったからだと思ってます。
自由に生きるための「新しい幸せ」10の条件
この本の中で、本田さんは幸福度が高いと言われている北欧を訪れ、現地の方に生活や価値観、幸せに関して質問しています。
その集大成が“「新しい幸せ」10の条件”です。
以下、「LESS IS MORE」より抜粋
- 仕事を楽しんでいる
- いい仲間、いい家族がいる
- 経済的に安定している
- 精神的・肉体的に健康である
- 刺激のある趣味やライフスタイルを持っている
- 時間を自分でコントロールできると感じている
- 住む場所をしっかり選んでいる
- いい考え方のクセを持っている
- 将来の見通しが立っている
- ゴールに向かっている感覚を持つ
全体を通じて感じたのは、
「やらされている」や「常識」ではなく、「自分で選ぶ」「自分で決める」
という姿勢です。
例え、高級じゃなくても、給料が高くなくても、自分で選んだモノ(こと)ならば、満足度は高く、幸せなんだということ。
老子の言葉の「足るを知る」とつながるな感じました。
(老子は凄い!遥か昔に物質的な成熟社会を見越しているような格言を残しているんだもの)
5年前のレバレッジの頃に比べると、
私にも少しは柔軟さが身に付いたかなと思っていますが、
まだまだ“しっかりと硬い”ので、
本田さんのご著書でチクチクと刺激を受けつつ、
ちょこちょこ成長していこうと思いました!